病院で健康チェック
病院へ行く目的は、りんごの社会勉強も兼ねています。
散歩で出会う犬とはまた違う犬達がいる事、
病気に罹った時のために診察に慣れさせる事。
何度か足を運ぶうちに、りんごも慣れてきたようです。
待合室では以前より落ち着きをみせるようになってきました。
それでも、色々な犬と対面する時にはワクワクしているのが見て取れます。
りんごは、大人しい子には自分からシッポをフリフリ挨拶しにいきますが
少し興奮気味の子には吠えかかることもしばしばです。
成長と共に、スイッチのON/OFFが顕著になってきた気がします。
この日は大きなドーベルマンに闘いを挑み、大興奮。
私はすかさず外へ連れて行って落ち着かせました。
りんごは小さいくせに、吠える声はドスが利いているのです。
おまけに一度スイッチが入るとこちらの指示も聞こえないようで
鎮めるのが大変です。
ふとベンチを見ると、りんごと同じくらいの黒柴ちゃんがずっと悲鳴をあげていました。
どうしたのかな?と見ていると、飼い主さんが「病院が大嫌いなんです」と苦笑い…。
よほど嫌な記憶が植え付けられているのでしょうか。
診察台でのりんごは相変わらず不安げに固まっていましたが
私がりんごの目の届くところにいれば大人しくしていました。
が、私の顔が見えなくなった途端、唸り声を上げて抵抗しようとしていました。
以前は悲鳴だけだったのに、いつの間にか唸り声を織りまぜるまでに…。
「徐々にわがままが出て来る時期なので気をつけてくださいね」
と獣医に言われました。
さっきの黒柴ちゃんのように、りんごだって病院嫌いになる可能性は十分にあるのです。
今回の受診で、獣医に一番相談したかったのは、りんごの食餌についてでした。
今はフードを殆ど食べないので、栄養面で問題がないか気掛かりだったのです。
ところがりんご、体重は6.7kgとまずまず。
バランスからすれば、もう少し痩せた方がいいと言われる始末。
りんごのベスト体重は6.5kgだそうです。なんだ、りんごはおデブちゃんだったのか!
今は、フードを食べさせるためにジャーキーやにぼしを混ぜて与えているのですが
それはNGとの事。
おやつではなく、ウェットフードを混ぜるようアドバイスをいただきました。
どんなにおやつと混ぜても、フードだけポロポロとお皿の外に吐き出すずる賢さなのです。
負けてはいられません。
その日から、砕いたドライフードにウェットフードを少しだけ混ぜる事にしました。
今のところはパクパクと食べています。すぐに飽きる気がしなくもないですが…。
おやつも極力控え、空腹を満たすならフードだよ!と教え込んでいるのですが
伝わっているのかどうか…。
mamehana